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kintoneのサブテーブル明細を、好きな形式のCSVで出す方法

kintone標準のCSVでは、テーブル(サブテーブル)明細が決まった形式でしか書き出せません。テーブル明細同期とCSV出力を組み合わせると、明細1行のCSVに変えたり、用途ごとに項目・抽出条件を分けて出したりできます。

kintoneのサブテーブルをCSV出力すると、形式や抽出で困っていませんか?

kintoneのテーブル(サブテーブル)に入れた明細を、CSVで外部や社内のシステムへ渡したい場面は少なくありません。

標準のファイル書き出しでテーブルを含むレコードを出すと、先頭列に「*」が付き、親レコードの値が明細の行数分くり返される形式になります。また、サブテーブル内の必要な項目だけを選んだり、取込先に合わせて列を並べ替えたりすることもできません。

取込側が求める「明細1行=1行」の形に合わせるために、書き出したCSVをExcelで直していないでしょうか。

一覧の絞り込みも、テーブルを含むレコード単位です。たとえば、複数の受注に含まれる「まだ出庫していない明細だけ」をまとめて抜き出すことも簡単ではありません。

解決方法:明細を別アプリのレコードにしてから、CSVを出す

テーブル明細同期プラグインで、テーブルの各行を別アプリの1レコードとして同期し、そのアプリでCSV出力プラグインを使います。

テーブルを含むレコードをそのまま書き出すと、「*」付きの形式になるため、取込先に合わせたCSVを作りにくい場合があります。明細を別アプリの通常レコードにしてから出すことで、次のように変わります。

観点 kintone標準(テーブルありの一覧/CSV) 明細を別アプリ化してからCSV出力
レイアウト 「*」付きの形式 明細1行=CSV1行
出力項目 サブテーブル内の項目を個別に選択・並び替えできない 出す項目と並び順を用途別に決められる
抽出 親レコード単位 明細単位で横断抽出できる

テーブルを含むアプリでレコードを保存すると、テーブルの各行が自動で連携先アプリの1レコードとして登録されます。

連携先アプリでは、一覧に表示する項目や絞り込み条件を用途ごとに設定でき、その一覧の内容に沿ってCSVを出力できます。

この組み合わせなら、用途別の一覧を開いて、ボタン1つでCSVを出力できます

プラグインを設定したあとは、普段の業務を大きく変える必要はありません。

  1. 受注や発注など、いつもの業務どおりにアプリへ入力して保存する

→ テーブルの各明細が、連携先アプリのレコードとして自動で登録される

  1. 連携先アプリで、出力したい用途の一覧を開く
  2. 一覧のCSV出力ボタンを押す

→ 一覧の内容に沿ったCSVがダウンロードされる

具体的な利用例:受注明細から、用途別のCSVを出し分ける

たとえば、受注アプリに登録した明細から、出荷方法や在庫区分に応じてCSVを出し分けられます。

  • 倉庫から出荷する商品だけを抽出し、倉庫へ渡す出庫指示CSVを作成する
  • 自社在庫から出庫する商品だけを抽出し、在庫管理システムへ取り込むCSVを作成する

それぞれのCSVで、必要な項目・並び順・抽出条件を分けられます。

受注明細を用途別CSVに出し分ける流れ

この事例の構成

受注アプリのテーブル明細を個別に管理する「受注明細連携アプリ」を用意します。

受注アプリにテーブル明細同期プラグインを設定すると、いつもどおり受注を入力して保存するだけで、テーブルの各行が受注明細連携アプリのレコードとして登録されます。受注明細連携アプリにはCSV出力プラグインを設定し、出庫指示用・在庫連携用など、用途ごとの一覧を用意します。

一覧 対象となる明細 出力する主な項目
出庫指示用 倉庫から出荷する商品明細 商品コード、数量、納品先
在庫連携用 自社在庫から出庫する商品明細 商品コード、数量、倉庫コード

出庫指示用の一覧を開いてボタンを押すと、倉庫へ渡す出庫指示CSVがダウンロードされます。在庫連携用の一覧では、在庫管理システムへ取り込むCSVを同様に出せます。

必要に応じて、CSVを出力した明細に「出庫指示済み」「在庫連携済み」などのフラグを付けることもできます。

サブテーブルCSVのレイアウトや抽出に手作業が残っていませんか?

標準のサブテーブルCSVでは、形式・項目の選択や並び替え・親単位の抽出といった制約が残りやすく、後工程の手作業につながります。

「テーブル明細同期プラグイン」でサブテーブルの各行を別アプリのレコードにし、「CSV出力プラグイン」で用途別の一覧からCSVを出力します。

サブテーブルのCSV整形や、明細ごとの抽出に手作業が残っている場合は、各製品ページで設定方法や料金をご確認ください。

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よくある質問(6件)

kintone標準機能で、サブテーブルを外部連携向けの「明細1行=CSV1行」で出力できますか?

kintone標準でもサブテーブルを含むCSVは出力でき、出力する項目も選択できます。ただし、レコードの開始行を示す「*」列を含み、親レコードとの関係を維持した形式で出力されます。明細を独立したデータとして扱い、明細単位の抽出や用途別CSVを作りたい場合は、プラグインによる明細のレコード化が向いています。

kintoneのサブテーブルを明細単位でCSV出力できるプラグインはありますか?

はい。多助太郎の「テーブル明細同期プラグイン」で各行を別アプリのレコードにし、多助太郎の「CSV出力プラグイン」で用途別のCSVを出せます。

用途ごとにCSVの項目や抽出条件を分けられますか?

分けられます。明細アプリにCSV出力プラグインを設定し、用途ごとの一覧から項目や抽出条件を変えて出力できます。

標準のサブテーブルCSVとプラグイン出力の違いは?

kintone標準でも、サブテーブルを含むCSVを出力し、出力項目を選択できます。ただし、親レコードとテーブルの構造を保った形式になります。プラグイン連携では、テーブル明細を別アプリのレコードとして扱えるため、明細1件ごとの抽出条件や用途に合わせたCSV出力がしやすくなります。

受注アプリの入力方法は変わりますか?

大きくは変わりません。受注を保存すると明細が別アプリへ同期され、そのアプリからCSVを出します。

出庫指示や在庫連携にも使えますか?

使えます。倉庫への出庫指示CSVや、在庫管理システムへ取り込むCSVなど、明細単位で用途別に出す業務に向いています。

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